知識経済部は２５日、上半期の輸出が昨年より２３％減の１６３０ドル、輸入は３４％減の１４４０億ドルとなり、貿易収支は１９０億ドルの黒字になるとの見通しを示した。貿易協会で開かれた下半期の輸出入動向点検会議で明らかにしたもの。

先月に５０億６０００万ドルの貿易黒字を出したのに続き、今月も４７億２０００万ドルの黒字を予想した。１月に３６億ドルの貿易赤字を出した後、２月からは継続して黒字を出している。

知識経済部は、韓国の輸出が昨年の世界１２位から今年は１０位に２段階上昇するものとみている。輸出が減るが、競合国より減少幅は大きくないというのが根拠だ。実際に第１四半期の輸出で韓国は昨年１１位だったロシアを抑え１段階上昇した。資源大国のロシアの輸出が減ったためだ。


知識経済部はまた、世界的な景気低迷により９位の英国と１０位のカナダの輸出が今年は大幅に減少し、韓国がこれらの国を追い越す可能性があると予想した。