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米将兵「父が守った韓国、代を継いで私が守る」



ソウル竜山(ヨンサン)の米第8軍司令部に勤務中のジェラディン・ボワーズ准尉(54、女性)の父は韓国戦争(1950-53)参戦勇士だ。 戦時中の1952年末、ヘリコプター整備兵として韓国に来た父のバーナード・シジェルさん(79)の後を継いで同じヘリコプター整備担当として服務している。 86年にチームスピリット訓練に参加し、韓国と縁を結んだボワーズ准尉は87年と03-05年に在韓米軍で服務、2月からまた韓国に来ている。

ボワーズ准尉は5段階に区分される准尉等級のうち最高のCW5。 米8軍操縦整備将校のうちCW5は彼女が唯一で、米軍全体でも女性のCW5は12人にすぎない。 77年に兵士として入隊し、81年に将校に任官した彼女は、33年間にわたり操縦整備分野に身を置いた。 輸送ヘリコプターのUH-1Hをはじめ7機種に精通したベテランだ。 在韓米軍で勤務しながらテコンドー2段、剣道1段を取得し、韓国の学生に英語とテコンドーを教えている。 今年テコンドー3段に挑戦する彼女は最近、韓国の児童に対するテコンドー指導の功労が認められ、議政府(ウィジョンブ)テコンドー協会から感謝牌を受けた。


ボワーズ准尉は「韓国にはいい人たちがいるし、特に父が参戦した国なので、大きな愛情を抱いている」とし「2011年まで韓国勤務を延長した」と話した。 ボワーズ准尉は「父は韓国戦争参戦を誇りに思っているが、娘の韓国勤務をもっと誇らしく感じている」と語った。

韓米連合司令部によると、ボワーズ准尉のように韓国戦争に参戦した父や祖父を継いで韓国で勤務中の米軍将兵は70人にのぼる。

シャープ在韓米軍司令官の父も52年4月から1年間参戦している。 京畿道烏山(キョンギド・オサン)の米第7空軍には35人(女性5人含む)が勤務中だ。 第8飛行団支援大隊に勤務中のアラン・エニタ下士官(女性)と同じ部隊法務室のヒブラー・アマナ兵長、607航空通信大隊のダベンフォー・クリスタル兵長は祖父が参戦したケースだ。 第7空軍303情報大隊のセンテノ・サンドラ上等兵は叔父が韓国戦争に参加したという。

韓米連合司令部のキム・ジェウル公報室長は24日、「祖父や父など代を継いで韓国に勤める米軍将兵は部隊の同僚よりも強い責任感を持って任務完遂に最善を尽くしている」とし「韓国軍も彼らのためにさまざまな文化体験の機会を用意している」と説明した。



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