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「ニューヨークでも半径150キロメートル以内に3つの主要空港が、それぞれ異なる役割をしています。20年、30年後の韓国経済の規模を考慮すると、第2のハブ空港建設が必要です」
24日に開かれた北東アジアハブ空港フォーラムセミナーに出席した米連邦航空局(FAA)のロバート・サミス空港政策分析官は、仁川(インチョン)空港を補完する南東地域新空港建設の必要性を提起した。サミス氏は30年にわたりシカゴ・オヘア国際空港、ダラス国際空港など米国の主要空港の開発を担当してきた空港専門家だ。
--新空港の立地選定のためどんな条件を考慮すべきか。
「滑走路の長さ、就航する旅客機の機種、既存空港との空域重複など、航空技術的条件と、周辺大都市とのアクセス、他の交通機関との乗り継ぎ、都市開発の効果など経済的条件をチェックすべきだ。騒音・環境破壊など環境的条件もとても重要な考慮要素だ。
--国内では立地選定に政治的な影響が作用するケースが多い。
「私が立地選定を担当したタイ・バンコクのスワンナプーム新空港を例に挙げると、韓国より政治的・軍事的影響が強いタイでも、ひたすら利用客の便宜だけを考えて立地を決めた。政界や軍とは立地問題を話し合わなかった」
--国際的に新空港開発のモデルになる空港は。
「国ごと、地域ごとに特性が異なるため、特定の空港を模範ケースと述べるのは適切ではない」
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