ソウル大学薬学部の学生らが試験中に集団でカンニングをし、摘発された。

ソウル大薬科大学生会が２４日、伝えたところによると、最近、学生２人が「物理薬学」科目の期末試験でカンニングをしたことが発覚した。その後に行われた学生会議の真相調査で４人の学生が追加で摘発されたという。

学生会関係者は「まだ調査が終わっていない。不正行為を働いた学生がもっといるかもしれない」と話した。ソウル大では昨年にも医学部生１７人が集団でカンニングをし、落第点となったことがある。


摘発された学生らは手の甲や机に答えを書いておき、これを参考にした。学生会側は「これまで６人の学生がカンニングをしたことがわかっているが、組織的なカンニングとは見なしがたい」と述べた。事前にカンニングを謀議またはカンニングペーパーを作成したわけではない、ということだ。

ソウル大では、複数の学生がカンニングをしたのに、試験場で摘発された学生は２人だけだという点に対し「学校の試験管理に問題がある」という見方も出ている。学生会側は「事態を正確に把握した後、今後こうしたことが再発しないよう学生会で話し合う考えだ」としている。



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