23日から流通が始まった5万ウォン札に問題が生じたと、YTNが24日報じた。
紙幣を両手でつかんでやや力を加えると、紙幣の表と裏の間に隙間が発生する。 偽札鑑別のため国内の紙幣では初めて導入された「立体型部分露出銀線」部位でだ。 薄い特殊フィルムのこの帯は、紙幣を動かせば太極模様が動くように見える先端機能を持つ。
新札でこうした現象が生じれば、今後、紙幣がずっと使用され続ける場合、さらにその隙間が開くと予想される。 特に1秒に10枚ほどの速度で現金を扱うATM(現金自動受払機)に障害を引き起こす可能性もあると、YTNは報じた。
これに対し韓国銀行(韓銀)側は「立体型銀線」帯は06年からスウェーデンやメキシコなど3カ国でも使用されているが、これまで特に異常は報告されていないとし、大きな問題ではないと説明した。 しかし「紙幣に生じる隙間がATMに障害を起こすのでは」という指摘に対しては「その可能性もある」という立場を明らかにした。
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