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現代自動車、米国でホンダを抑え新車品質評価トップに



米自動車品質調査会社のJDパワーが22日に発表した今年の新車品質調査で、現代(ヒョンデ)自動車が一般ブランド部門で1位に浮上した。現代自動車の順位は2007年が13位、昨年が6位だった。

今回の新車品質調査は昨年11月から今年1月まで米国で販売された新車を対象に228項目にわたって行われた。評価方式は100台当たりの顧客不満件数を点数として加算する方式をとった。点数が低いほど該当ブランドの品質満足度は高くなる。


現代自動車は今回の新車品質調査で昨年の114点より19点改善の95点となり、一般ブランド部門で2位のホンダ(99点)、3位のトヨタ(101点)を抑え過去最高の点数を得た。

現代自動車が一般ブランド部門で新車品質調査1位になったのは2006年に続いて3年ぶり。現代自動車は2007年にアラバマ工場が生産した「サンタフェ」の品質問題で12位まで転落したが、国内で生産し米国に輸出した小型車の品質向上のおかげで1位となれた。

高級車のプレミアムブランドを含む全体の順位で、現代自動車はレクサス、ポルシェ、キャデラックに次いで4位を記録した。レクサスは2000年以降、新車品質調査で10年連続で1位の座を守っている。

現代自動車関係者は、「今回獲得した点数は2004年にホンダが打ち立てた99点の記録を更新する一般ブランドの最優秀点数だ。順位でもベンツ、BMW、アウディなどプレミアムブランドより高かった」と話す。起亜自動車は今回の品質調査で昨年に比べ7点改善の112点を獲得し、一般ブランド部門9位となった。クラス別品質評価では現代自動車の「アバンテ」が小型車1位に、「ベルナ」が小型車級2位に入った。

JDパワーは1968年に設立された自動車関連の消費者満足度調査機関で、調査結果は米消費者の自動車購入時のものさしとして活用されている。現代自動車は96年からJDパワーの品質関連コンサルティングを受け新車品質の向上を続けてきた。

現代自動車は昨年JDパワーが実施した耐久品質調査でも一般ブランドで6位となり、初めて上位10位以内に入っており、米国で新車品質だけでなく耐久性までトップクラスと認められた。



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