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読売ジャイアンツの李承燁(イ・スンヨプ、33)が浮き沈みの激しかった交流戦を終えた。
李承燁は21日、東京ドームで行われた千葉ロッテとの交流戦最終戦に6番打者で先発出場した。4回に内野安打を放つなど3打数1安打をマークし、7回表に交代した。およそ1カ月間にわたった交流戦で李承燁の成績は打率1割8分7厘(70打数13安打)5本塁打9打点。
李承燁は20日の千葉ロッテ戦で今季12号本塁打を放った。この日1打席目に敬遠で出塁した李承燁は、4-0とリードした3回、渡辺の初球のカーブ(117キロ)を引っ張り、飛距離145メートルの超大型アーチを描いた。先月24日のオリックス戦以来27日ぶり、55打席ぶりのホームラン。
最高の状態で交流戦に入った李承燁はどん底まで落ち、終盤にまた調子を上げる姿を見せた。李承燁は交流戦2試合目の先月20日、8号本塁打を放った。22日の楽天戦では9・10号の2打席連続ホームランを打ち、今季初めて3割の打率(3割3厘)を超えた。規定打席に達すると、打率4位・本塁打3位に浮上した。
しかし李承燁は25日の11号ホームランを最後に急降下した。6月8日の楽天戦で代打で二塁打を放つまで35打席連続でヒットが出なかった。その後、回復に向かってはいるが、打率はまだ2割4分1厘にとどまっている。
伊原コーチは「バッティングのタイミングが合い始めた」と期待を表した。李承燁は「練習の成果が出てきたようだ。しかし完全にペースが戻ったわけではない」と慎重な姿勢を見せている。
日本プロ野球は4日間の休養を取った後、26日からセ・パ両リーグに分かれて試合を再開する。
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