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北朝鮮サッカー代表チームの‘キラー’鄭大世(チョン・テセ、25、川崎)が、北朝鮮の44年ぶりワールドカップ(W杯)本大会進出を支援した韓国代表の主将・朴智星(パク・チソン、28、マンチェスター・ユナイテッド)に感謝の気持ちを伝えた。
サウジアラビアとの2010南アフリカW杯アジア最終予選アウエー試合を終えた後、日本に到着した鄭大世は、韓国放送局とのインタビューで「韓国-イラン戦をテレビで見ながら朴智星選手のファンになってしまった。朴智星選手に‘有難う’という言葉を伝えたかった」と話した。
17日のイラン戦で後半36分に朴智星が同点ゴールを決めたことで、18日にサウジと対戦した北朝鮮は0-0で引き分けても韓国に次ぐB組2位でW杯本大会直行が決まった。
鄭大世は北朝鮮が44年ぶりにW杯本大会舞台を踏むことについて「まだ信じられない。今でも夢のようだ」とし「同じ民族同士で一緒に南アフリカに行けるというほどうれしいことはない」と語った。
インタビューの途中に涙を浮かべるなど感激が続いている鄭大世は「来年のW杯本大会に向けて最善を尽くす」とし、1966年イングランドW杯8強の栄光も再現したいと語った。
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