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金正雲「私の父は金正日」…学生時代に親友に語る

金正日(キム・ジョンイル)の三男・金正雲(キム・ジョンウン、26)が通ったスイス・ベルンのシュタインホルツリ公立学校の同窓生やその親たちは、金正雲について「英語がよくできる友人」「勉強はそれほどできないが(性格が)いい友人」などと記憶しているが、当時、金正雲が北朝鮮権力者の息子だったということは知らなかったと、朝鮮日報が18日報じた。

同紙によると、金正雲は当時最も親しかったポルトガル系のジョアオ・ミカエルさん(Micaelo)に唯一、自分の父について話したが、ミカエルさんはその話を信じなかったという。

ミカエルさんの母は朝鮮日報とのインタビューで「息子とパク・ウン(金正雲の仮名)は中学校の時、同じ机に座って親しくなった」とし「うちに遊びに来たときは私がよく間食を準備したが、ポルトガル伝統食も‘口に合う’と言ってよく食べていた」と説明した。 また「私たちの家族が野外でバーベキューパーティーをすると、パク・ウンを招待して一緒に写真も撮ったが、その写真は今どこにあるか分からない」と話した。


現在オーストリア・ウィーンの大学で勉強しているミカエルさんは最近、現地新聞のインタビューで「パク・ウンは私に『自分は北朝鮮最高統治者の息子』と話したが、私が信じなかったので、『私の父だ』と言いながら金正日委員長と一緒に撮った写真を見せた。 その時は信じていなかったが、ずっと後にテレビに出てきた金正日委員長の顔を見て(写真と)同じ人物だと知った」と話した。

ミカエルさんは「パク・ウンと一緒にジャッキー・チェンの映画もよく見た。私はポルトガル出身なので英語があまりできなかったが、英語がよくできるパク・ウンがよく教えてくれた」と話した。

金正雲の別の中学校同窓生パスカル・ストックリー(Stockli)さんも「友達とよく交流するいい(nice)友達の一人だったが、勉強はそれほどできたわけではない。パク・ウンにボディーガードのような存在は全くなかったし、他の家族は一緒に暮らしていないようだった」と証言した。 続いて「ところでパク・ウンが本当に北朝鮮の最高指導者になるというのは本当か」と何度も驚いていたと、朝鮮日報は伝えた。

一方、金正雲が98年から00年までの3年間暮らしたスイス・ベルンの3階のアパートは、06年までベルン駐在北朝鮮大使館が直接管理していたことが明らかになった。 このため別の北朝鮮最高位層の関連人物がこの家に暮らした可能性もあると、同紙は伝えた。

このアパートはベルン郊外リーベフェルト地域キルシ街10番地の小さな丘にあり、オレンジ色のタイルで装飾されている。



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