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「やめていたタバコを吸いはじめ、鋭い視線を生かすためにボクシングを習い、格闘家のような瞳を作ることに努めた。いまだ短い髪型も慣れないが、俳優として当然受け入れるべき部分だと考えている」--。
MBCテレビ(文化放送)の週末企画ドラマ「チング」(脚本:クァク・キョンテク、ハン・スンウン、キム・ウォンソク 演出:クァク・キョンテク、キム・ウォンソク)でトンス役を演じるヒョンビンが変わった。ヒョンビンは17日午後2時、リベラホテル(ソウル清潭洞)で開かれたドラマ制作発表会に出席し、6カ月間にわたるドラマの撮影で感じたすべてを打ち明けた。
映画「友へ(チング)」の主演チャン・ドンゴンとの比較について、負担は感じなかったのだろうか。
「もちろんチャン・ドンゴンさんと比較されることになるだろう。だからドラマの出演を決める際も多くの人から反対された」とし、作品を選ぶときに悩んだことを明らかにした。続いて「9年前に映画を見たとき、必ず『友へ』のような作品に出演したいと思った。当時感じた感情はずっと生きていた。ところがこうした機会が与えられ、反対にもかかわらず作品に挑戦することになった」とし、出演を決心したきっかけを説明した。
ヒョンビンは率直に告白した。「9年前の映画『友へ』でチャン先輩が演じたハン・トンスのキャラクターが非常に強く印象に残っており、最初は先輩と異なる形を目指したいと思っていた。だから、わざと映画を見なかった。万一でも映画を見る場合、先輩の演技が模範答案のように頭の中に残るのが懸念された」。
しかしドラマの撮影に臨みながら、こうした考え方が変わったという。「むしろチャン先輩が演じたスタイルと行動、そして瞳の中から良い部分を持ち出して自分のものにしようと欲張る気持ちになった。1日に同じシーンを3~4回も繰り返し観察し、映画を20~30回ほど見たようだ」。
ヒョンビン「チャン・ドンゴンと比較、もう恐れない」(2)
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