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平壌-舞水端里基地を貨物列車が往復

4月にロケット発射が行われた北朝鮮の咸鏡北道舞水端里(ハムギョンブクド・ムスダンリ)基地で貨物列車の動きが確認され、一時、韓米情報当局が緊張を高めたが、長距離ミサイルと関連した兆候は表われていないという。

ある情報消息筋は17日、「最近、北朝鮮ミサイル製造場所の1カ所である平壌(ピョンヤン)サンウム洞兵器研究所から特殊な列車が舞水端基地に向かうのが確認され、偵察衛星などを動員した追跡活動が行われた」とし「しかし確認の結果、ミサイルが搭載されていない空の列車であることが分かった」と述べた。

情報当局は問題の列車にミサイルが積まれた可能性に注目し、組み立て工場などに対する綿密な分析を行ったが、ミサイルが運搬された可能性はほとんどないという結論を出したと、消息筋は伝えた。当局は、北朝鮮の列車運行には韓米側の対北朝鮮情報監視網をかく乱する意図があると判断している。


現在、舞水端基地はロケット発射以降、整理整頓が行われ、特異な装備などがない状態で、外部要員や技術陣の活動は感知されていない。

消息筋は「一時ミサイル発射関連の兆候があった平安北道鉄山郡東倉里(ピョンアンブクド・チョルサングン・トンチャンリ)基地も現在は動きがないと把握している」と伝えた。

軍当局者は、北朝鮮が東倉里基地と舞水端里基地で大陸間弾道ミサイル(ICMB)発射の準備を進めているという日本メディアの報道に関し、「2つの基地で確認される人員と装備の動きにいかなる進展もない。北朝鮮貨物列車の運行を発射の準備と推定したようだ」と述べた。



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