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【韓米首脳会談】「北の核保有、いかなる状況でも容認しない」(1)



李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ米大統領の16日の首脳会談は、歴代韓米首脳会談のうち最も厳重な時期に開かれた、という表現が完全に一致した。

今後4年近く任期が重なる両大統領の前を立ちはだかる難題はやはり北朝鮮だ。北朝鮮はためらいなく核武装に向かうなど挑発的な姿勢を見せている。さらに後継体制の構築という内部の激変要因までが重なり、これまでになく対応戦略を見いだすのが容易でない状況であるからだ。


両首脳はこの日の会談と事前調整で、確固たる核不用原則に合意した。「いかなる状況でも北朝鮮の核保有は認められない」という「核不用の原則」だ。これは、オバマ政権が北朝鮮に押されて核保有を暗黙的に認める代わりに核拡散防止を最後の防御ラインとする可能性があるという国内の一部の憂慮を払拭するものだ。これとともに「両首脳は核実験や長距離ロケット発射など挑発的な行動を即時中断するよう要求した」と会談関係者は伝えた。

「北核廃棄は‘不可逆的’でなければならない」と意見で一致した点も注目される。ジュネーブ合意での核凍結や6カ国協議2.13合意での無能力化合意とともに、北朝鮮がその気になれば原点に戻せる措置の問題点を指摘したと解釈される部分だ。

「悪行に見返りはない」という原則にも両首脳は一致した。李大統領は「誤った行動で補償を受け、また対話を繰り返すという方法はこれ以上通用しない」と強調した。ここには強力な制裁で北朝鮮に圧力を加えるべきだという共通の状況認識が作用した。これを土台に北朝鮮を除いた5カ国協議の推進などを通し、新しい状況に合った北核戦略を講じるという課題を抱えることになった。



韓米首脳「北の核保有、いかなる状況でも容認しない」(2)

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