李明博（イ・ミョンバク）大統領は１５日「青瓦台の内外から多くの話を聞いている」とし「多くの意見をずっと聞いて何をしなければならないのかを判断していく」と述べた。この日、放送された定例ラジオ演説「こんにちは、大統領です」でのコメントだ。

李大統領は「最近、一連の事件を経験し、国民の皆さんが非常に混乱し、心配もされていると思う。青瓦台ホームページにもいつもの１０倍以上の意見が書き込まれ、私自分も几帳面に見ている」と述べた。李大統領はまた「マスコミに取り上げられる意見や市中の世論にも傾聴している」とし「変化を望む多様な声をきちんと反映させ、国家発展と政治発展の良いきっかけにできるよう、知恵を集められたらいいと思う」とも述べた。盧武鉉（ノ・ムヒョン）前大統領逝去とハンナラ党刷新グループの党・政府・青瓦台全面刷新要求が申し立てられてから、李大統領がこれらの懸案に対して直接言及したのは初めてだ。