第1延坪(ヨンピョン)海戦の発生から10年を迎え、海軍は昨日、各級部隊で記念式典を開催した。
特に交戦を直接担当した平沢(ピョンテク)港の第2艦隊司令部では、海軍本部が主管する記念式典が行われ「西海(ソヘ、黄海)上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の死守」を改めて決意した。
同式典で丁玉根(チョン・オックン)海軍参謀総長は「第1延坪海戦は韓国戦争(1950-53年)以降、南北(韓国・北朝鮮)間で行われた初の正規戦で、韓国海軍が圧倒的な勝利を収めた海戦」とした上で「第3の延坪海戦がいつでも発生できるという点を肝に銘じ、いつ、いかなる状況にも必ず勝利できるようにすべきだ」と強調した。
最近、北朝鮮の核実験や国連安全保障理事会が採択した対北制裁決議などで韓半島をめぐる緊張が大きく高まっている。特に西海は北朝鮮がNLLを認めないとして随時挑発してきた現場だ。実際、北朝鮮は第1延坪海戦に続き、02年にも第2延坪海戦に踏み切った。最近、北朝鮮は西海上で海岸砲の射撃訓練と「空気浮揚艇」を用いた上陸作戦訓練の頻度を大きく増やしている。
丁参謀総長の言葉通り、北朝鮮による挑発の危険性を決して軽く見過ごしてはならない時点なのだ。北朝鮮の挑発は、徹底的に備えてこそ抑制できる。海軍の第1延坪海戦10周年記念式典に注目するのは、韓国の、挑発に備える態勢が十分かをもう一度確認したい趣旨からだ。特に第1延坪海戦で圧倒的勝利を収めたにも関わらず、3年後に同じ場所で発生した第2延坪海戦では韓国軍の被害が大きかったことから、対応態勢の再点検は必ず必要とされる。
第2延坪海戦の当時、最高位層の行き過ぎた介入で韓国軍が適切に対処できず、大きな被害を受けた事実を想起しなければいけない。そうした点から李相熹(イ・サンヒ)国防部長官ら現在の軍首脳が「北朝鮮が挑発する際、現場で終結すべき」と全軍に指針を下すなど、断固とした挑発抑制への意志を表明したのは適切だった。
韓国軍の徹底した警戒態勢をもう一度要請し、国防の最前線で非常警戒態勢を敷いている兵士らの苦労を称えたい。勝利への意志が明らかで、実際にどんな状況でも勝利できる能力を備えてこそ、北朝鮮が容易に挑発の誘惑に陥らなくなるだろう。国民も韓国軍の決然とした勝利態勢を、一つになって声援すべき時点である。
特に交戦を直接担当した平沢(ピョンテク)港の第2艦隊司令部では、海軍本部が主管する記念式典が行われ「西海(ソヘ、黄海)上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の死守」を改めて決意した。
同式典で丁玉根(チョン・オックン)海軍参謀総長は「第1延坪海戦は韓国戦争(1950-53年)以降、南北(韓国・北朝鮮)間で行われた初の正規戦で、韓国海軍が圧倒的な勝利を収めた海戦」とした上で「第3の延坪海戦がいつでも発生できるという点を肝に銘じ、いつ、いかなる状況にも必ず勝利できるようにすべきだ」と強調した。
最近、北朝鮮の核実験や国連安全保障理事会が採択した対北制裁決議などで韓半島をめぐる緊張が大きく高まっている。特に西海は北朝鮮がNLLを認めないとして随時挑発してきた現場だ。実際、北朝鮮は第1延坪海戦に続き、02年にも第2延坪海戦に踏み切った。最近、北朝鮮は西海上で海岸砲の射撃訓練と「空気浮揚艇」を用いた上陸作戦訓練の頻度を大きく増やしている。
丁参謀総長の言葉通り、北朝鮮による挑発の危険性を決して軽く見過ごしてはならない時点なのだ。北朝鮮の挑発は、徹底的に備えてこそ抑制できる。海軍の第1延坪海戦10周年記念式典に注目するのは、韓国の、挑発に備える態勢が十分かをもう一度確認したい趣旨からだ。特に第1延坪海戦で圧倒的勝利を収めたにも関わらず、3年後に同じ場所で発生した第2延坪海戦では韓国軍の被害が大きかったことから、対応態勢の再点検は必ず必要とされる。
第2延坪海戦の当時、最高位層の行き過ぎた介入で韓国軍が適切に対処できず、大きな被害を受けた事実を想起しなければいけない。そうした点から李相熹(イ・サンヒ)国防部長官ら現在の軍首脳が「北朝鮮が挑発する際、現場で終結すべき」と全軍に指針を下すなど、断固とした挑発抑制への意志を表明したのは適切だった。
韓国軍の徹底した警戒態勢をもう一度要請し、国防の最前線で非常警戒態勢を敷いている兵士らの苦労を称えたい。勝利への意志が明らかで、実際にどんな状況でも勝利できる能力を備えてこそ、北朝鮮が容易に挑発の誘惑に陥らなくなるだろう。国民も韓国軍の決然とした勝利態勢を、一つになって声援すべき時点である。
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