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「アジアカップで優勝して代表チームで有終の美を飾りたい」--。
許丁茂(ホ・ジョンム)監督率いる代表チームの主将・朴智星(パク・チソン、28、マンU)が国家代表としての自身の最終目標を明らかにした。2011年カタールアジアカップで優勝した後、太極マークを返納するという決心だ。
朴智星は15日、坡州(パジュ)トレーニングセンター(NFC)で行われた「7大会連続ワールドカップ(W杯)進出記念植樹式」の後、インタビューでこのように明らかにした。
前日のメディアデー行事で「来年のW杯が生涯最後のW杯になるだろう」と話した朴智星はこの日、具体的な計画を打ち明けた。
朴智星は「2014年ブラジルW杯では間違い空く自分より優れた選手が出てくるはず。現在、若い選手たちも成長している。個人的にも体力的な部分でその時(2014年)までは難しそうだ」と語った。
「では代表引退の時期はいつがよいと考えているのか」という質問に対し、朴智星は「W杯4強を経験したので、アジアカップで優勝したいという思いがある。代表引退の時期を考えると2011年のアジアカップの舞台になりそうだ。必ず優勝したい」と強調した。次のアジアカップは2011年1月にカタールで開催される。
朴智星はW杯4強、アジア人初の欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ決勝戦出場などアジアサッカー史に残る栄光を刻んできた。朴智星の頭の中には、韓国サッカーをアジアの頂点に押し上げてから太極マークを返納するという美しいシナリオが描かれている。
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