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イエメンで拉致された韓国人女性、死亡か

イエメンで拉致された韓国人女性のオムさん(34)が死亡したとみられると、主要海外メディアが15日報じた。

AP通信はこの日、「拉致された9人全員が死亡した」と伝え、AFP通信は「拉致された外国人9人のうち子ども2人を除いた7人の遺体が見つかった。子ども2人は無事に戻った」と報じた。

韓国外交通商部の関係者は「発見された遺体の損傷が激しいが、着ている服や体型から見てオムさんであることが確実視されると、現地の韓国人医師が伝えた」と明らかにした。


イエメン保安当局も、韓国人女性とドイツ人看護師2人の女性3人が死亡して見つかった、と明らかにした。AP通信によると、見つかった遺体は銃で撃たれており、刃物で刺された跡もあったという。

イエメン首都サヌアから北に200キロ離れたサダで12日に拉致された9人は韓国人オムさんのほか、ドイツ人7人、英国人技術者1人。

オムさんは昨年10月からイエメンのサダで国際医療ボランティア団体「ワールドワイドサービス」(WS)に所属する韓国人家族の世話をしてきた。オムさんは12日午後、散歩に出かけた後から行方不明になった。

今回の拉致を主導したと推定されるアルフティグループは、04年に組織指導者だったフセイン・バドゥル・エディ・アウフティが政府軍に殺害されて以来、反乱軍として活動してきた。アルフティグループはフティ・ジャイディと呼ばれるが、アルカイダとの関連性は立証されていない。



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