インタビューで李大統領は、アフガニスタン支援と関連し、「アフガニスタン住民に助けとなる平和的事業に参加する考えを持っている。政府開発援助（ＯＤＡ）の基金を増やし開発途上国支援に積極的に参加する考えだ」としている。開城工業団地については、「南北間の協力だけでなく対話の窓口になる点からできれば維持していくのが良いと考える」と述べた。ただ「開城工業団地が閉鎖されれば韓国企業も被害を受けるが、北朝鮮の労働者４万人が働き口をなくすかもしれない。北朝鮮の無理な要求で民間企業が撤収するなら政府はこれを防ぐことはできない」として北朝鮮を圧迫した。北朝鮮の後継構図と関連しては、「３代まで世襲することが北朝鮮や韓半島全体のためにつながるかという観点からみるべきだと述べた。

◆休日招集された外交安保関係閣僚会議＝李大統領は１４日、青瓦台で外交安保関係閣僚会議を主催した。国防部の李相熹（イ・サンヒ）長官が、「北朝鮮の局地挑発の可能性がないわけではないが、強固な韓米協調体制で断固として対応したい」と述べると、李大統領も「毅然として堂々と対応し、訪米期間中に国民が安心できるよう万全の体制をとってほしい」と指示した。

青瓦台「韓米の水も漏らさぬ北核協調が確認されるだろう」（１）