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今度は「韓国車」まで出動…規模拡大した変身ロボット戦争



制作コストも2億ドルに増え、変身ロボットも60種類とますます増えた。そうして具現された圧倒的アクションとビジュアル。今まで作られたほとんどすべてのアクションブロックバスターの物理的・化学的総決算と言ってもオーバーではないほどだ。2年ぶりに帰ってきた「トランスフォーマー・リベンジ」(24日公開)の話だ。

2007年、マイケル・ベイ監督が1編を公開したとき、映画関係者たちと観客の反応は「驚愕」そのものだった。「『トランスフォーマー』以上のアクションブロックバスターは今後不可能では」と絶賛された。当時、国内では750万人が観覧して歴代外貨興行1位を記録した。9日の試写会で公開された「トランスフォーマー・リベンジ」については「1編を超えるのか」よりは「1編よりできが悪くないか」という質問を投げる方が適切かもしれない。前者には理論の余地があり得るが、後者なら適当な答えを出せるからだ。ちょっと長いと思われるランニングタイム2時間27分であるのを除けば「トランスフォーマー・リベンジ」は兄(1編)より決して劣っていない弟(続編)だ。


◆何が変わったか=超大型合体ロボットの「デバステーター」。ロボット変身の“極み”といわれる合体ロボットを7つのトランスフォーマーが具現する。映画評論家のキム・ボンソク氏は「1編は自動車がロボットに変身する事実そのものが不思議だった。2編はそんな新鮮さにはやや欠けるが、ロボット同士でする争いのスケールがかなり大きくなって、見応えがある」と評した。2007年に来韓した際、マイケル・ベイ監督は「2編には現代車を使う」と言っていた。その約束は守られなかったが、代わりにGM大宇(デウ)の“マティズ”の後続モデルである“ビート”と“トラックス”が、“スキーズ”と“マッドフラップ”として登場する。

◆“夢の数字”1000万超えるか=ほかの映画が競争を避けて公開日程を調整するほどに威力的な相手である「トランスフォーマー・リベンジ」。果たして外貨史上初の1000万観客を呼びこむことができるかも関心事だ。異常なほど熱い韓国観客の熱気は“夢の数字”が現実になることもありえるといわれている。我が国の1編興行成績は米国を除いた全世界1位だ。最近来韓したマイケル・ベイ監督は「どうして韓国の観客が特にこんなに好きなのかわからない」と述べた。すでに6月初日35万人が来場したのを含み、国内公式ブログは訪問者が220万人を超えた。

映画前売りサイト「マックスムービー」によれば40歳代の前売り率が10%台だ。アクション映画にこの年齢層がこれだけの前売り率を見せるのは非常に異例なことだ。



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