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【新型インフル】「WHO、警戒度6に引き上げ」

世界保健機関(WHO)が11日(現地時間)、新型インフルエンザの警戒度を6段階のうち最高の「大流行」(pandemic)に引き上げたと、AFP通信が報じた。

AFP通信は、スウェーデンのラルソン保健相の話を引用し、「WHOが11日、ジュネーブ本部で、マーガレット・チャン事務局長の主宰で非常委員会会議を開き、このように決めた」と伝えた。WHOが伝染病に対して「大流行」決定をしたのは1968年の香港風邪以来41年ぶり。

国際保健規則(IHR)上、伝染病警戒度「フェーズ6」の「大流行」を宣言するには、新型インフルエンザ震源地の米大陸を除いた他の大陸で新型インフルエンザが人から人への感染で広範囲に広がっていると確認される必要がある。WHOによると、韓国時間11日午後11時現在、感染者は77カ国・2万7737人で、うち141人が死亡している。


これと関連し、韓国疾病管理本部の全柄律(チョン・ビョンユル)伝染病対応センター長は「WHOがフェーズ6に引き上げたからといって韓国も無条件に警報レベルを引き上げるわけではない」とし「近く国家危機評価会議を開催して検討する方針」と明らかにした。



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