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航空機内の空間が新型インフルエンザ感染を拡散させると懸念されている中、大韓航空は10日、「むしろ機内環境は安全だということが立証された」と発表した。
◇機内は完璧な空気清浄空間=大韓航空によると、すべての航空機は国際航空法に基づき、ボーイングやエアバスなど航空機製造会社が製作当時から最新技術の空気循環システムを搭載、異質物をろ過し、新型インフルエンザの拡散が不可能な環境だという。
機内の空気循環システム過程を見ると、外部の空気が2000度を超えるエンジンを通じて流入して圧縮される。 この時、外部の空気は約500度に加熱され、この過程で完全に滅菌された状態になる。 新型インフルエンザウイルスは70度以上で加熱すると滅菌されると伝えられている。
◇徹底した防疫システム=航空業界では、新型インフルエンザ患者の搭乗に対応し、飛行後には徹底的に機内防疫を実施している。
大韓航空は新型肺炎(SARS)が流行した03年に機内防疫用に使用した殺菌消毒剤より一段階進化したエンバイロトルー(EnviroTru)という特別消毒剤とOGEE-350、特別消毒剤をともに使用し、新型インフルエンザ発現地域を旅行する航空機を毎回消毒し、機内衛生および安全の確保に万全を期している。
航空専門医師クォン・ヨンファン博士は「機内は最先端空気循環システムによって完璧に滅菌されているため、随時手をきれいに洗って個人衛生を徹底的にすれば、新型インフルエンザに感染する可能性は地上よりはるかに低い」と述べた。
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