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連続ノーヒットを35打席で断ち切った読売ジャイアンツの李承燁(イ・スンヨプ、33)が新たな危機を迎えた。
スポーツ報知など日本メディアは10日、「原辰徳監督が不振の李承燁の代わりに外野手の亀井義行(27)を一塁手として起用する準備している」と報じた。
不振脱出の希望を抱いた李承燁にまたも試練が訪れた。 亀井は9日現在、打率3割1分5厘(165打数52安打)6本塁打を記録中だ。
▽原監督の危機管理
原監督は「危機管理。 バリエーションが一つ増える。 亀井は器用な選手なのですぐに適応するだろう」と語った。 プロ6年目の亀井は高校時代、投手と一塁手だったが、プロデビュー後は一塁手の経験がない。 5日から一塁手の守備を始めた亀井は「違和感はある。 高校とは違って難しい」と話したが、すでにファーストミットを発注している。
▽李承燁の位置付け低下
亀井は右投げ左打ちで、同じ左打者の李承燁の代わりとなる選手だ。 スポーツ報知は、亀井の一塁手起用は李承燁の競争心をあおるための方法と指摘した。 李承燁は本塁打11本を記録中だが、最近の不振で打率は2割4分7厘まで落ちている。
スポーツ報知は「李承燁は36打席ぶりにヒットを放ったが、首脳陣の信頼を完全に取り戻したわけではない。 日本一奪回には欠かせない大砲に‘亀井・一塁’の重圧を与えることで奮起を期待している」と伝えた。 また「李承燁の大砲能力が向上しない場合、亀井の一塁手起用が早まるだろう」と付け加えた。
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