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警察、ソウル広場の6・10汎国民大会「不許可」

警察がソウル市庁舎前のソウル広場で開かれる予定だった「6・10汎国民大会」の開催に不許可の判断を下した。警察庁関係者は8日、「民主党など野党が10日にソウル広場と清渓(チョンゲ)広場を集会場所として使用数するとしているが、2カ所とも別の行事が計画されており、衝突が予想されるため集会を認めないことにした」と明らかにした。同じ日に集会を開催するとの申請があれば先に申請した団体に優先権があるとの理由からだ。警察によると10日にソウル広場では自由総連盟が「自動車自律曜日制参加キャンペーン」を開催する。

ソウル市もこの日、野党と市民団体が「6・10汎国民大会」開催のため提出していたソウル広場使用許可申請を不許可とした。ソウル市関係者は、「民主党と参与連帯がそれぞれソウル広場を使いたいと申請書を出した。行事の趣旨が広場造成目的に合わず不許可にした」と話す。

警察とソウル市の集会不許可の方針に対し、民主党や参与連帯など汎国民大会主催側は大きく反発している。


民主党の金裕貞(キム・ユジョン)報道官はこの日の会見で、「国民と疎通する意思があるなら広場をふさがずに声を聞かなくてはならない。民主党は6・10大会が国民の追慕祭になるようソウル広場を開くことにすべての手段を動員し最善を尽くす」と述べた。

参与連帯など市民団体もこの日ソウル広場で記者会見を開き、「ソウル市が文化行事ではない集会を無条件で不許可にし、警察は広場を違法に封鎖して市民の基本権を侵害している」と主張した。また広場の使用を許可制から申告制に緩和する条例の改正を進め、バスで広場を封鎖している警察に対しては損害賠償請求訴訟と憲法訴願を準備している。



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