国連安保理の制裁を主導すると同時に、「自国民の解放」という相反する両方向に全力を挙げている米国を相手取り、12年の労働教化刑を言い渡した。「朝鮮民族的大罪」「秘法国境出入り罪」などが適用された。北朝鮮が裁判を終了させたことについて、いったん北朝鮮が、水面下で米国と交渉する意志を示したのではないかと期待する声があがっている。
ある当局者は「判決が下されただけに、これをめぐり朝米両国が非公開の接触を拡大できるきっかけが作られた」と述べた。北朝鮮としては女性記者問題を担保に米国と交渉できるだけに、米国との交渉を拒む理由がない。米国も国内政治上、敏感な自国民の安全問題をめぐり、北朝鮮を説得しなければいけない状況だ。
追放か、長期抑留か…決め手は安保理制裁(2)
ある当局者は「判決が下されただけに、これをめぐり朝米両国が非公開の接触を拡大できるきっかけが作られた」と述べた。北朝鮮としては女性記者問題を担保に米国と交渉できるだけに、米国との交渉を拒む理由がない。米国も国内政治上、敏感な自国民の安全問題をめぐり、北朝鮮を説得しなければいけない状況だ。
追放か、長期抑留か…決め手は安保理制裁(2)
この記事を読んで…