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統一活動家カン・ヒナム牧師が自殺



全国統一汎民族連合(汎民連)議長を務めたカン・ヒナム牧師(89)が6日午後7時45分ごろ、全羅北道全州市完山区三川洞(チョンラブクト・チョンジュシ・ワンサング・サムチョンドン)の自宅で首を吊って死亡した。カン牧師の夫人は「外出して帰ってきたら(夫が)マンションのボイラー室で死んでいた」と警察に明らかにした。

カン牧師は自分の部屋に「この命を民族の祭壇に」と書いた自筆文字とA4用紙1枚の短い遺書を残した。カン牧師は遺書で「今は民衆主体の時代だ。4・19と6月の民衆抗争を見ろ。民衆でなければ国を正す主体がない」と書いた。全北進歩連帯パン・ヨンスン代表は「カン牧師が最近、南北関係が冷却していることを痛嘆し、先月1日から9日間、ハンガーストライキをした」とし「健康には大きな問題はなかった」と述べた。


カン牧師は1990年11月、故文益換(ムン・イクファン)牧師とともに汎民連を結成し、韓国側本部議長を務めて統一運動の音頭を取った。金堤生まれで韓国神学大学を卒業した後、70年代は維新反対闘争をし、86年、国家保安法違反の疑いで拘束されるなど3回獄苦を経験した。

全北地域市民社会団体で構成された葬礼準備委員会はカン牧師の葬礼を「社会葬(5日葬)」で行い、10日、ソウル明洞にあるヒャンリン教会で告別式をすると明らかにした。





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