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2年前に日本で行方不明の韓国人、日本のヤクザが殺害

2年前に日本で行方不明になった韓国人男性が金を狙った暴力団員に銃で撃たれて殺害された事実が、韓国警察の捜査で明らかになった。

ソウル地方警察庁広域捜査隊は4日、ブランド品時計を低価格で仕入れるため日本へ行った韓国人事業家イさん(35)を負傷させ、時計鑑定士のチェさん(56)を殺害した疑いで、暴力団員3人が最近日本の警察に捕まった、と明らかにした。

暴力団員は07年6月、時計を購入するため金を持って来たイさんら2人を静岡県伊東市の山荘に連れて行った後、銃を撃ってチェさんを殺害し、金を奪ったことが明らかになった。 当時、腹部に銃弾を受けたチェさんはその場で死亡、首に2発の銃弾を受けたイさんは2階の窓から飛び降りて近くの民家に逃げた。 しかし日本の警察はこの事件を単純傷害として扱い、チェさんを失踪処理した。


イさんは07年10月、国内の警察に捜査を依頼、韓国警察は日本の警察から捜査記録を受けて事件関係者を呼んで調べたところ、日本の暴力団「山口組」の組員の犯行であることを確認した。 広域捜査隊は日本警視庁にこうした捜査結果を渡し、捜査に着手した日本の警察が4月中旬、チェさんの殺害に関与した暴力団員3人を検挙した。

チェさんの遺体は山荘から40分ほど離れた箱根温泉の裏の山で白骨状態で見つかった。しかしハヤシ容疑者ら残りの共犯はまだ捕まっていないと、警察は伝えた。



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