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朝鮮後期を代表する絵師だった檀園金弘道(タンウォン、キム・ホンド1745~?)の未公開作「鹿と童子」など古美術作品が公売にかけられた。
ソウル鍾路区(チョンノグ)が高額税金滞納者の所蔵美術品を競売処理したものだ。朝鮮後期の天才画家、吾園張承業(オウォン、チャン・スンオブ、1843~1897)の「器皿図」8幅、屏風、朝鮮末期の書画家、小湖金応元(ソホ、キム・ウンウォン、1855~1921)の「墨蘭図」8幅屏風と鑑定価額1億ウォン相当の「十長生図」民画など46点だ。
鑑定価額3億ウォンが付けられた檀園の「鹿と童子」(145X85.5センチ)は山の中腹で童子が鹿をじっと見下ろす姿を描いたもので、山水画と人物画の味をあまねく描き出した作品だ。器を描いたチャン・スンオブの屏風は8000万ウォンなど総鑑定価額12億ウォン規模だ。鑑定に参加した韓国高美術協会パク・チョンジュン副会長は「金弘道の絵を含めて価値の高い作品がかなり多数含まれている」と説明した。
公売は韓国資産管理公社(KAMCO)が運営するインターネット入札システムオンビッド(www.onbid.co.kr)で8~10日、ソウル平倉洞ソウルオークションで8~9日に進行される。公売にかけられた作品はソウルオークション展示場で見られる。
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