いったいどんな携帯電話なのか…。三星（サムスン）電子が１５日に公開する下半期の主力携帯電話への消費者の関心が高まっている。同社が３日に開設した広報サイト「三星アンパックド」（www.samsungunpacked.com）には、端末機のエックス線透視写真と、発売されるまでの時間を秒単位で知らせる時計しかない。これだけ見れば性能だけでなく内部・外部デザインすらわからない。これは製品情報を少しずつ公開し消費者の関心を誘発するティザー広告だ。同社広報チームのシン・ヨンジュン次長は、「三星電子が携帯電話部門で発売前にティザー広告でオンラインマーケティングを進めるのは初めて。ネットユーザーらが広報サイトオープン直後から予想より多くの関心を見せている」と話している。業界ではこの製品が３．７インチのＡＭ型有機ＥＬパネルを搭載した８００×４８０解像度のフルタッチスクリーンフォンの可能性が高いとみている。三星電子はこの端末機を１５日に英国・シンガポール・ドバイで公開する予定だ。