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ソウル市は今月中、市内1305の小・中・高校周辺半径200メートル以内の地域を禁煙区域と指定する予定だと2日、明らかにした。
禁煙区域指定は小学校3~4年のころからタバコを吸い始めるなど青少年喫煙年齢がますます低くなり、学校周辺間接喫煙被害が深刻だからとソウル市は説明した。
ソウル市は学校周辺に禁煙表示板を設置してソウル市教育庁、各区庁とともに禁煙キャンペーンを行い、禁煙を誘導することにした。7月に完工予定である光化門(クァンファムン)広場のすべての区域も禁煙広場に指定される。ソウル広場は4月、禁煙広場に指定されている。
現行国民健康増進法上地方自治体は室外禁煙区域に対する指定権限はない。したがって学校周辺や光化門広場などでタバコを吸って摘発されても処罰されない。チョン・ジョンスン・ソウル市健康増進担当官は「禁煙区域で“自分1人くらいいいじゃないか”とタバコを吸えば、自分の家族と友達が間接喫煙で健康を害するようになる」と自発的禁煙を呼びかけた。
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