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盧前大統領の警護員、3回も偽りの報告

遺体の発見時刻、5分遅かった

盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は、これまでの取り調べの結果とは異なり、遺書を作成している途中で散歩したいと警護員に連絡していたことがわかった。

盧前大統領の遺体が発見された時間も、当初の発表より5分ほど遅い6時51-52分だと確認された。盧前大統領に随行したイ某警護員(45)は、死去した日の5月23日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護処に3回も偽りの文書報告を行ったことが、捜査でわかった。


慶尚南道(キョンサンナムド)警察庁のイ・ノグ捜査課長は1日「私邸の警護チームの業務日誌などを精密に取り調べたところ、盧前大統領は遺書を作成中だった23日午前5時35分に“散歩に行きたい”と警護棟にインターホンで連絡を取り、38分に私邸前でイ警護員と会って、山へ向かった」と発表した。

これは「盧前大統領が遺書を保存した後の5時45分に警護棟に連絡し、2分後に山へ向かった」という先月27日までの捜査結果とは異なるものだ。遺書を作成した時刻は「5時21分にスタートし、5時26分に1回目の保存、5時44分、最終的に保存した」ことに変わりがない。

イ課長はまた「盧前大統領の遺体が発見された時刻も23日6時45分、27日6時47分とそれぞれ発表したが、携帯電話の通話記録などを確認したところ、6時51-52分と推定される」と付け加えた。イ課長は「イ警護員が早期に措置を取ったことを知らせようとして、大統領がインターホンで連絡を取った時刻を遅らせ、遺体を発見した時間を繰り上げるなど偽りの供述をしたため生じたことだ」と釈明した。



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