作家・趙廷来（チョ・ジョンレ）氏の「アリラン」は、旧韓国末から解放期までの歴史と農民の哀歓を原稿用紙２万枚に綴った大河小説。全羅北道金堤（チョンラブクド・キムジェ）マンギョン平野を中心に日本の収奪と搾取、故郷を背負わなければならなかった民衆の苦難と独立に対する熱望など、息詰まるような展開を見せる。この小説の背景舞台の一つ、金堤市竹山面（チュクサンミョン）ウェ里に「アリラン文学村」ができる。金堤市が１０６億ウォン（約８億円）を投じ、２０１０年までに３万平方メートル規模で造成する。