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韓食グローバル化のデビュー舞台となる韓・ASEAN首脳会議

1-2日に開催される韓・ASEAN特別首脳会議は韓食グローバル化のデビュー舞台になる見込みだ。年初に韓食グローバル化政策の本格推進を宣言した政府は、今回の会議をその第一歩とするためにさまざまな準備をしてきた。

まず政府は李明博(イ・ミョンバク)大統領夫妻が主催する1日の歓迎夕食会、李大統領が出席する2日の首脳昼食会をともに韓食でもてなすことにした。夕食会には正統韓食コースが、昼食会にはフュージョン韓食が登場する。通常の首脳会議では夕食・昼食会のどちらかに主催国の伝統料理が提供される。

参加国の首脳の宗教を考慮し、政府は2度の韓食をすべて一般食・海産物食・菜食で分けて準備した。このうち特に各国首脳と随行員まで含めて約350人が出席する夕食会では韓国の伝統酒が使われる。


05年アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の夕食会で、乾杯酒は伝統酒「千年約束」だったが、夕食会はワインだった。今回の乾杯酒は梅酒「梅酔純(メチスン)」12年物で、夕食会の酒は清酒の「雪花(ソルファ)」と済州道(チェジュド)特産の蒸留焼酎「ホボク酒」。

李大統領も韓食のグローバル化に積極的に取り組む。公式開幕に先立ち31日に行われた韓・タイ首脳会議では、金潤玉(キム・ユンオク)大統領夫人の韓食グローバル化の努力が話題になった。

アピシット首相が先に「金潤玉氏が韓食グローバル化に関心を持ち、韓国政府も努力していることを知っている」とし「タイ料理のグローバル化を推進した‘キッチン・オブ・ザ・ワールド・プロジェクト’の経験とノウハウを共有する」と約束した。

李大統領は「10月にタイを訪問すれば必ず観光庁を訪れ、タイ料理グローバル化について詳しい話を聞く」と述べた。また「最近は機会が減っているが、(以前は)1カ月に一度はタイ料理を食べていた」とも話した。



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