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韓国中上流層は「貯金はするが消費はしない」

韓国の中上流層はほかのアジア・太平洋国家に比べて貯金をたくさんしているが、消費は少ないことがわかった。金銭管理がうまいが、内需を通じて景気を生かすのは難しいという意味でもある。

ビザコリアが8カ国(韓国、中国、日本、シンガポール、台湾、香港、インド、オーストラリア)の中上流層を対象にした支出形態の調査結果だ。調査の対象は国家別で上位20%以上から上位40%以上まで多様だ。国家別所得格差を勘案したからだ。韓国は月所得350万ウォン(約26万円)以上を基準にした。

我が国の中上流層の91%は毎月貯金をすると回答した。インド(94%)に続いて2番目だ。所得対比貯金額の割合は韓国が31%と最も多かった。主に預金、保険、ファンドだった。8カ国平均は23%で、日本は16%だった。


月平均支出は韓国が1299ドルで8カ国の中で6位にとどまった。外食、ファッション、注油、旅行に使う金額が高かった。オーストラリア(3851ドル)、日本(2541ドル)、香港(2327ドル)の順で支出が多かった。

この調査は昨年9~10月に実施されたが、当時、韓国回答者の76%はアジア経済を否定的に見通した。また支出を調整すれば外食、文化、娯楽、ファッション関連費用から減らすという答えが多かった。



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