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「北朝鮮、中国と疎遠に…致命的ミス」…海外メディア

北朝鮮の核実験をきっかけに北朝鮮の‘血の同盟’である中国が北朝鮮と距離を置く可能性がある、という報道内容が相次いで出てきている。

「2度目の核実験で唯一の友邦である中国との関係が遠のいた。これは北朝鮮にとって致命的な失敗」と、英日刊紙インディペンデントが28日(現地時間)報じた。

同紙は「中国はその間、金正日(キム・ジョンイル)政権の崩壊とそれにともなう難民流入事態を懸念して対北朝鮮制裁に消極的だったが、今は積極的な制裁に動く可能性がある」とし「国際社会は中国が昔からの顧客(北朝鮮)から静かにプラグを抜く姿を見守るだろう」と伝えた。


中国は食糧・エネルギー・ぜいたく品など輸出禁止措置を取る方法で北朝鮮に衝撃を与える能力と意志がある、という主張も提起された。

ブッシュ政権当時に国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたデニス・ワイルダー氏は最近、ブルームバーグとのインタビューで「中国は北朝鮮が北東アジアに非常に深刻な緊張ムードをもたらしていると感じているはずだ」と述べた。

専門家らは「北朝鮮の対中貿易依存度が73%に達する状況で中国が対北朝鮮経済制裁に積極的に動く場合、北朝鮮経済は深刻な打撃を受ける」と考えている。

丹東から平壌(ピョンヤン)に入るぜいたく品を遮断するだけでも北朝鮮政権に‘衝撃’を与えうる、ということだ。 ワイルダー氏は「北朝鮮はマフィア組織のように運営されている」とし「金正日国防委員長が上位階層にぜいたく品を提供できなくなれば、金委員長に対する忠誠が揺れる可能性がある」と主張した。

米ブルキンス研究所のリチャード・ブッシュ研究員は「中国がその気になれば北朝鮮を屈服させることができる」とし、中国が北朝鮮の核兵器開発阻止のために、外交的方法に依存してきた態度から経済制裁に移る可能性があることを示唆した。

英日刊紙ガーディアンは「北朝鮮の今回の核実験をきっかけに、中国がより強硬な態度を取り、米国と協力する可能性も高まった」と伝えた。



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