「まだ何も聞いていない。北朝鮮の脅威はいつものことで、あまり神経質になっていません」--。
27日午後、延坪漁場でカニ獲りに余念がないパク・チェファン小延坪漁村係長は「以前にも北朝鮮がよく言っていた話ではないか」と言った。北朝鮮が「島の法的地位及び周辺水域の安全航海を担保にすることができない」と宣言したこの日、西海(ソヘ、黄海)5島(白リョン島、大青島、延坪島、牛島)は平穏だった。しかし駐屯軍部隊や海軍、海警は北の動向に対する境界及び漁船保護活動を強化するために忙しかった。
壅津半島など北朝鮮の黄海道と近いこれらの島は、南北間の緊張が高まる度に注目の対象となってきた。北方境界線(NLL)を間に置いて南北の海軍軍事力が鋭く対峙している海域だ。水産資源が豊かな延坪漁場などをもち、漁船たちの操業がどの海より活発な所だ。2007年には南北間共同漁労水域指定が挙論された海だ。普段にも中国漁船たちがNLLを出入りして不法操業することから緊張感が消えない所だ。
過去、延坪海戦、西海交戦なども春のカニ獲りが盛んな頃、延坪海域で勃発した。韓国軍当局や海警は漁船が操業統制線を超えることができないようにするために神経を逆立てる。漁民たちは本能的に群れを追いかけるからだ。半世紀以上繰り返されたからか、南北間に緊張が高まってもこれら島の住民たちは緊張しない。
西海5島海域には現在1000~3000トン級の海警艦艇6隻が漁民保護及び中国漁船取り締まり活動を繰り広げている。北朝鮮の地下核実験直後から警戒強化態勢に突入した海警は有事時、艦艇が緊急出動することができるように備えている。海警は27日にも小青島海上で不法操業をした中国底引網漁船一隻を捕えて仁川港に送った。キム・ウンファン海警延坪出張所長は「まだ漁船に対して出漁統制はしていない」と話している。
【ニュース特集】注目される北朝鮮の動き
27日午後、延坪漁場でカニ獲りに余念がないパク・チェファン小延坪漁村係長は「以前にも北朝鮮がよく言っていた話ではないか」と言った。北朝鮮が「島の法的地位及び周辺水域の安全航海を担保にすることができない」と宣言したこの日、西海(ソヘ、黄海)5島(白リョン島、大青島、延坪島、牛島)は平穏だった。しかし駐屯軍部隊や海軍、海警は北の動向に対する境界及び漁船保護活動を強化するために忙しかった。
壅津半島など北朝鮮の黄海道と近いこれらの島は、南北間の緊張が高まる度に注目の対象となってきた。北方境界線(NLL)を間に置いて南北の海軍軍事力が鋭く対峙している海域だ。水産資源が豊かな延坪漁場などをもち、漁船たちの操業がどの海より活発な所だ。2007年には南北間共同漁労水域指定が挙論された海だ。普段にも中国漁船たちがNLLを出入りして不法操業することから緊張感が消えない所だ。
過去、延坪海戦、西海交戦なども春のカニ獲りが盛んな頃、延坪海域で勃発した。韓国軍当局や海警は漁船が操業統制線を超えることができないようにするために神経を逆立てる。漁民たちは本能的に群れを追いかけるからだ。半世紀以上繰り返されたからか、南北間に緊張が高まってもこれら島の住民たちは緊張しない。
西海5島海域には現在1000~3000トン級の海警艦艇6隻が漁民保護及び中国漁船取り締まり活動を繰り広げている。北朝鮮の地下核実験直後から警戒強化態勢に突入した海警は有事時、艦艇が緊急出動することができるように備えている。海警は27日にも小青島海上で不法操業をした中国底引網漁船一隻を捕えて仁川港に送った。キム・ウンファン海警延坪出張所長は「まだ漁船に対して出漁統制はしていない」と話している。
【ニュース特集】注目される北朝鮮の動き
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