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警護官の虚偽証言に青瓦台警護処が困惑

盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の逝去当日に随行したイ・ビョンチュン警護官の虚偽証言に青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護処が困惑している。約20人にからなる烽下(ボンハ)村警護チームが青瓦台警護処所属だからだ。

警護チームは普段、青瓦台の指揮を受けず独立的に活動してきたというが、包括的な指揮責任を持つ警護処としては当惑するしかない。「決定的な警護の失敗」という非難を受けているところに、イ警護官が偽りの証言をしたことが明らかになり、「何かあるのでは」という疑惑まで受けている。

しかし警護処はイ警護官から直接経緯を把握することができない状況だ。警察が捜査中の状況で警護処が加われば、青瓦台の捜査介入として映る可能性があるからだ。


警護処の関係者は27日、「イ警護官の業務を中止させ、捜査に協力するよう指示した状態」とし「真実が気になるが、捜査に影響を与えないようイ警護官との連絡も自制している」と述べた。また「イ警護官が問責対象かどうかという調査も捜査が終わった後にする」と明らかにした。

一般的に大統領警護員は2人以上が随行し、大統領との距離も常に4-5メートルを維持するよう教育を受けている。しかしこうした警護規則の遵守を破ったということで問責を受けるわけではない。

警護処の関係者は「状況によって警護人の数や方法は流動的。イ警護官も当時の状況から適切に対応したかどうか総合的な判断を受けることになるだろう」と述べた。この関係者によると、昨年2月に烽下村に派遣されたイ警護官は来月、定期人事で青瓦台に戻る予定だった。

一方、青瓦台の関係者はこの日、記者らと会い、イ警護官が陳述を覆したことについて「現場にいなかったという事実を隠そうという意識が働いたようだ。捜査権が警察にあるだけに、真相を正確に把握して国民に知らせるよう支持した」と述べた。



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