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ロシアのラブロフ外相は25日「平壌(ピョンヤン)からの核実験の発表に対し、憂慮している」とし「現在入手した情報を綿密に分析中だ」と述べたと、国営リアノボスティが通信が伝えた。
ロシア外務省は同日発表した別の声明を通じ「今回の核実験は国連安全保障理事会の決議1718号に違反すると見るほかない。北朝鮮の最近の出方は、北東アジアの緊張を高めさせ、同地域の安保と安定を脅威している」と、異例にも厳しく非難した。
一方、ロシア国防省報道官は「国防省の特殊監視部隊が25日午前4時54分(日本時間午前9時54分)、北朝鮮が核実験を行った徴候を捕捉した」と確認した。同報道官は「咸境北道吉州郡(ハムキョンブクド・ギルジュグン)付近で実験が行われ、核爆発の規模は10~20キロトンの威力」と説明した。
1945年8月、広島に投下された原爆の爆発力が20キロトンだった。06年10月の1回目の核実験当時、北朝鮮は4キロトンの爆発力を期待したが、最大0.8キロトンにとどまったものとされている。
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