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韓国の若者が制作した小規模な広告会社がクリオ広告コンクール(Clio Awards)で受賞し、話題になっている。
3年前に米ニューヨークに「ビッグ・アント(Big Ant)インターナショナル」という会社を設立し、広告界に飛び込んだオアク・ソウォンさん(31)、イ・ジェソクさん(28)が12日、米ラスベガスで開かれたクリオ広告コンクール50周年授賞式で広告ポスター部門の最高賞である金賞を受賞した。
「What goes around comes around」という米国のことわざを引用して作成した反戦ポスターだ。 ポスターを柱に丸く巻きつけ、軍人が狙った銃口が自分自身に向かうという奇抜な創意力で、「繰り返される暴力を中断すべきだ」というメッセージを形状化している。
この作品はこれに先立って開かれたニューヨーク・ワン・ショー(One Show)フェスティバルでもデザイン部門の金賞、屋外・公益広告部門の銀賞を受賞した。
また6月中旬にはクリオ・カンヌとともに世界3大広告コンクールと評価されているニューヨークフェスティバルでも受賞が確定している。
「ビッグ・アント・インターナショナルは06年にニューヨークに設立された会社で、職員は10人にもならないが、最高の専門家で構成されている。
パク・ソウォンさんは「広告は何よりもアイデアが命だと考える。 会社の規模は小さいが、自由な環境であってこそ創意的な作品が出てくる」とし「ビッグ・アントは小規模広告会社の強みを生かして変化する市場に迅速かつ能動的に対応し、広告主と大衆に表面的な姿ではなく作品の質で勝負する広告会社になる」と語った。
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