北朝鮮が携帯電話を利用したインターネットサービスを最近になり開始したと北朝鮮の祖国平和統一委員会のインターネットサイトが21日に明らかにした。委員会のサイト「わが民族同士」はこの日、「共和国(北朝鮮)の消息をいつどこでも見たいという使用者の希望により携帯電話用ウェブページをこのほど新たに開設した。民族和解協議会が運営する『黎明』の編集部が作った」と伝えた。また、「『黎明』の携帯電話用ホームページでは毎日報道される朝鮮中央通信社の重要ニュースをはじめ、平壌(ピョンヤン)の消息を見ることができる」と説明している。北朝鮮は海外へのインターネット接続は遮断したまま金日成(キム・イルソン)総合大学など機関別にホームページを製作し遠隔教育などに活用している。北朝鮮は2004年4月に竜川(ヨンチョン)駅爆発事故以降、携帯電話の使用を禁止していたが、昨年12月にエジプトのオラスコムの投資により映像通話が可能な移動通信サービスを開始している。
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