ソウル大学病院が18日、公式的に尊厳死を認めた後、初めて尊厳死を選んだ患者が登場した。
リンパ腫(リンパ性白血病)を患っている85歳の女性患者だ。ソウル大病院側によると、この患者は19日「心肺蘇生(そせい)術や延命治療に関する事前医療指示書」に署名した。
この患者は3種類(心肺蘇生術、人工呼吸器、血液透析)の延命処置に対し「望まない」を選んだ。05年からソウル大病院で治療を受けてきたこの患者は、普段から「積極的な抗がん治療」を拒んできたという。放射線治療や強い抗がん剤の治療を受けず、相対的に弱いステロイド剤だけで治療を継続してきた。入院もせず、通院治療を続けている。
ソウル大病院の血液腫瘍(しゅよう)内科側は「普段から尊厳死に対する所信を明らかにしていたので、病院側が事前医療指示書の情報を提供し、これを受け入れた」と説明した。同科の許大錫(ホ・デソク)教授は「(ソウル大病院が尊厳死を公式に認めるという)19日のマスコミ報道以降、患者らの問い合わせが多い」とし「当初の予想とは異なり、死に差し迫った病棟の患者より、外来患者の問い合わせがより多い」と話した。
ソウル大病院は今月15日に国内病院では初めて、患者らに延命治療を拒否できる権利を認めた。今後、医療担当者とホスピスチームが連携し、積極的に事前医療指示書を広報していくという方針だ。
リンパ腫(リンパ性白血病)を患っている85歳の女性患者だ。ソウル大病院側によると、この患者は19日「心肺蘇生(そせい)術や延命治療に関する事前医療指示書」に署名した。
この患者は3種類(心肺蘇生術、人工呼吸器、血液透析)の延命処置に対し「望まない」を選んだ。05年からソウル大病院で治療を受けてきたこの患者は、普段から「積極的な抗がん治療」を拒んできたという。放射線治療や強い抗がん剤の治療を受けず、相対的に弱いステロイド剤だけで治療を継続してきた。入院もせず、通院治療を続けている。
ソウル大病院の血液腫瘍(しゅよう)内科側は「普段から尊厳死に対する所信を明らかにしていたので、病院側が事前医療指示書の情報を提供し、これを受け入れた」と説明した。同科の許大錫(ホ・デソク)教授は「(ソウル大病院が尊厳死を公式に認めるという)19日のマスコミ報道以降、患者らの問い合わせが多い」とし「当初の予想とは異なり、死に差し迫った病棟の患者より、外来患者の問い合わせがより多い」と話した。
ソウル大病院は今月15日に国内病院では初めて、患者らに延命治療を拒否できる権利を認めた。今後、医療担当者とホスピスチームが連携し、積極的に事前医療指示書を広報していくという方針だ。
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