「マザー」で第６２回カンヌ国際映画祭に参加した俳優、チン・グのファッションが昨年のイ・ビョンホンを連想させ、注目を集めている。

２人は同じ事務所に所属する先輩と後輩の間柄。劇中、主演ウォンビンの友達を演じたチン・グは今月１６日、リビエラ劇場のテラスで行われたフォトコールに参加し、ユーロピアンルックを初めて披露した。


チン・グはこの日、ランニングシャツスタイルのホワイトのトップにグレーのジャケットを着て、ソフト帽（中折れ帽）とメガネでポイントを与えた。１８日、オールスイートレジデンスの野外のカフェで行われたインタビューでも、色違いのジャケットとズボンを着用し、ソフト帽姿を固守した。

こうしたファッションは昨年カンヌを訪問したイ・ビョンホンのスタイルに似ており、視線を集めた。イ・ビョンホンは昨年、チェコ・プラハで「Ｇ．Ｉ　Ｊｏｅ」を撮影する途中、３日間の休暇を得てカンヌを訪れた。非コンペ部門に招待された「良い奴、悪い奴、変な奴」のためだった。

これについてある映画界関係者は「チン・グは民放・ＳＢＳテレビ（ソウル放送）のドラマ『オール・イン』で、イ・ビョンホンの高校時代を演じた後、注目を集めはじめ、映画『甘い人生』に出演したイ・ビョンホンの声を真似るのが上手なことでも有名だが、今度はファッションまで参考にした。イ・ビョンホンの大ファンなのでは」と話した。しかし、２人の所属事務所は「スタイリストも異なるのに偶然の一致だった」と説明した。