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売れる輸入車、「価格+ブランド」の力

今年の輸入自動車ベストセラーは、景気低迷の余波で、価格に対する価値が高い車に急変している。昨年は3000万ウォン(約220万円)台の手頃な価格のホンダが独走した。しかし今年は輸入車購入層が減り、ブランドパワーが高い車が人気を集めている。

1~4月の輸入車販売実績ではBMWの「528」が1037台で1位となった。次いでフォルクスワーゲンの「ゴルフ2.0TDI」が660台、アウディの「A4」が644台、レクサス「ES350」が567台、アウディ「A6」が533台などの順だった。昨年強さを見せたホンダはどのモデルも上位に名前が挙がらなかった。

昨年の同じ期間にホンダ「アコード」は1826台でトップを占め、BMW「528」の1365台が2位だった。次いでホンダ「CR-V」が1212台、レクサス「ES350」が886台、ベンツ「C200」が689台などの順だった。前年比で上位の順位が入れ替わったことになる。特に先月の販売を見るとレクサス「ES350」の3位、ボルボ「S80D5」の5位、インフィニティ「G37」の10位を除き10位以内はすべてドイツ車が占め、日本車の没落が目立った。円高ウォン安の影響でホンダが2月に価格を13%引き上げているものの依然として中低価格の3000万~4000万ウォン台を維持している点を考えると販売冷え込みが厳しかった。


輸入車専門誌「ストラーダ」のパク・ヨンウン編集長は、「昨年はホンダが国産車と同水準の価格帯で独走したが、今年は輸入車市場が冷え込んだことで、ブランド価値が高かったり、割引幅の大きい車が人気だ」と説明している。



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