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大手100社の3分の2が金融危機でも社員増員(2)

ポスコ建設の従業員数は昨年3月末の2340人から今年3月末に2998人に658人(28.1%)増員した。同社のイ・サンホ次長は、「新・再生可能エネルギー発電所建設のようなグリーン成長分野に進出するため最近は経験者と新入社員を多く採用した」と話す。また、「他の建設会社の中でもグリーンエネルギー事業進出を準備し人材を拡充するところが多い」としている。

公企業は相対的に不振だった。韓国電力と6つの発電子会社、韓国ガス公社など8社は全従業員が4万1645人から4万835人と810人減った。昨年急騰した発電燃料価格を料金に反映できず大規模な赤字を出したことから新規採用をほとんどしなかったためだ。昨年韓国電力は約3兆ウォン、ガス公社は約3兆5000億ウォンの純損失を記録した。さらに公企業は向こう3年間に定員を現在より平均13%減らすという政府の「公共機関先進化計画」に縛られており、当分は雇用を増やせない厳しい状況だ。

国内最大企業の三星電子は100社のうち最も多い2266人(2.6%)が減った。特に昨年末に役員を816人から629人に187人(22.9%)減少した。同社関係者は、「経営効率化のため6分野に別れていた組織を2部門に統合し役員が会社を去ることになった。しかし社員減少率は100人中2~3人だけと自然減少によるもので、人為的なリストラはなかった」と話している。


1671人(4.6%)が減ったKTは、「組織の効率性を高めるため昨年末に勤続20年以上の社員を対象に名誉退職を実施した」を説明している。



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