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ポスコ、鉄鋼製品価格10~20%引き下げ

ポスコは14日、船舶製造用の厚板をはじめとする鉄鋼製品価格を10~20%引き下げると明らかにした。

現在1トン当たり85万ウォン(約6万5000円)の熱延鋼板は68万ウォンと17万ウォン引き下げ、92万ウォンの船舶製造用厚板は82万ウォンに値下げする。93万5000ウォンの冷延コイルは78万5000ウォンに、亜鉛めっきコイルは103万5000ウォンから88万5000ウォンに下げる。15日出荷分から値下げ価格が適用される。

ポスコは最近、日本や中国の鉄鋼メーカーによる低価格攻勢により価格引き下げ圧力を受けていた。


ポスコは報道資料を通じ、「今年の鉄鉱石調達交渉が終わる7月以降に価格を調整する計画だったが、国内業界の競争力強化のため価格を引き下げた」と説明した。原材料価格交渉の結果による追加引き下げの可能性については、「今回あらかじめ引き下げるだけにそうした可能性はない」としている。

ポスコは現在ブラジルなど海外の鉄鉱石会社と価格引き下げ交渉を進めている。今回の価格引き下げにより2兆ウォン程度の売上減少が予想されるが、コスト節減活動などを通じて収益性下落を抑える計画だ。

一方、現代製鉄関係者も「価格引き下げを検討中」としている。しかし東国製鋼は「今年初めにすでに鉄鋼製品価格を下げており、追加引き下げは検討していない」と明らかにした。



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