ヤクルトの李恵践（イ・ヘチョン、３０）がチームの先輩・林昌勇（イム・チャンヨン、３３）の激励を受け、２軍へ行った。

李恵践は１３日の中日戦の前、２軍行きを告げられた。 故障でもなく、１軍エントリー復帰の約束もないため、李恵践は落ち込んでいた。


李恵践はこの日、林昌勇から現実的な忠告と激励を受けた。 李恵践の代理人パク・ユヒョン氏は「林昌勇が李恵践を食事に誘い、遅くまで話をしてくれた。 李恵践は勇気を受けたはず」と伝えた。

日本野球を１年先に経験した林昌勇の話は明確だった。 李恵践は「ここは日本だ。 そしてわれわれは傭兵だ」と強調した。 李恵践は先輩の忠告を受けて２軍へ行った。

李恵践は１２日の中日戦で０－５とリードされた４回に登板し、１イニングを無失点に抑えた。 ９日の広島戦の無失点に続き、２試合連続で安定した投球を見せた。

しかしヤクルトの高田監督はコーチと話し合った末、李恵践、高井雄平、一場靖弘の投手３人を２軍に下げた。 李恵践に対する措置は２軍で先発の勉強をして来いというメッセージだ。

李恵践は可能性だけでは日本で生き残れないという点を痛感している。 さらに‘傭兵’と呼ばれる外国人選手には適用基準がさらに厳格かつ冷静だ。 大韓海峡を渡った多くの先輩たちがそうだったように、李恵践は試練を先に経験することになった。