|
「ファーガソン監督がインタビューで『今回の決勝戦では朴智星が失望することはないだろう』と話したと聞いた。しかし監督が自分に直接そういう話をしたことはない。残りのプレミアリーグ試合で自分の価値を証明しなければならない」。朴智星(パク・チソン、28、マンチェスター・ユナイテッド)は慎重に語った。
28日(韓国時間)に行われるFCバルセロナとの欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ決勝戦を控え、英メディアが「朴智星の先発出場」を既定事実化する中、朴智星は「決勝までまだ2週間も残っている」と述べるなど、淡々とした表情を見せている。昨年、準々決勝-準決勝に先発出場しながらも、決勝戦ではエントリーから外れた‘つらい記憶’があるからだ。
一方、朴智星は「多くの選手がチャンピオンズリーグ決勝戦のような大きな舞台に立つ機会さえ得られないが、少なくとも自分にはその機会が与えられたということでひとまず満足している」とし、決勝戦出場に対する強い希望を隠さなかった。
マンチェスター地域紙マンチェスターイブニングニュースは朴智星とのワイドインタビューで「朴智星が決勝戦に焦点を合わせた」という記事を載せた。同紙は「最近の活躍にもかかわらず、朴智星は決勝戦出場の確信を拒否した」とし「朴智星は昨年もマンUがチャンピオンズリーグ決勝に進出するまで活躍していた」と評価した。
ゴールドットコムはこのインタビュー記事を引用し、「朴智星が今回チャンピオンズリーグ決勝の舞台でプレーすることを望む」という記事を掲載した。同日の英日刊デイリーメールも「最近は最も目立った活躍をしている」とし、朴智星とのインタビュー記事を載せた。
12日には‘永遠の主将’ブライアン・ロブソンがインタビューで「朴智星はアジア選手では初めてUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦でプレーすることになるはずだ。朴智星は今までマンUのために良い活躍をしてきた」と称賛し、話題になった。
英国の読者らもこうした記事に関心を見せている。マンチェスターイブニングニュースには半日で50件以上のコメントが書き込まれた。
ファンは「朴智星の真価はボールを持っている時よりも、ボールを持っていない時の動きに表れる。試合中に朴智星の動きをよく観察すれば、ヒディンク監督やファーガソン監督などの名将がなぜ朴智星に感謝の気持ちを抱くか理解できるだろう」というコメントで朴智星の活躍に期待を表した。
この記事を読んで…