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慶尚南道昌寧郡牛浦(キョンサンナムド・チャンニョングン・ウポ)のトキ「洋洲」と「龍亭」のひな鳥はどう過ごしているだろうか。
トキのひなの誕生は、トキが韓半島から姿を消した78年以降、31年ぶりのイベントだった。このひながきちんと育ってこそ、トキの復元も可能になる。今後産卵できる鳥になるまでの2-3年間、格別な注意を払わねばならない。
今月4日に続き12日に孵化(ふか)したひな2羽は現在、成長をサポートする育雛機(ひなを育てるための給温施設)に移され、中国人飼育士2人、韓国人飼育士1人、研究員2人から格別な保護を受けている。エサはミルク、ドジョウ、タマゴ、エビを細かく砕いた栄養食。飼育士らは栄養食をスポイトで吸い上げて、1日6回、約18グラムを口に移し入れている。
研究員のキム・テジャさん(40、慶北大博士課程)は「ひな鳥の正常な成長には防疫が最も重要なので、育雛室でエサを与えるときも手を洗い、消毒する」と伝えた。復元センターは先月産まれた卵3個のうち、残り2個も間もなく孵化するものとみている。
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