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「金正日の後継者、北のエリート集団は知っている」

米国の北朝鮮専門家らは、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の三男・金正雲(キム・ジョンウン)の後継者内定を既定事実として受け止めているが、実際に正雲が権力を安定的に継承できるかどうかは金委員長の健康状態にかかっている、と考えていることが分かった。

米国の自由アジア放送(RFA)は13日、「米国の専門家らはかつて『正雲はまだ若く経験が少ないため継承問題は不透明だ』と言って無視していたが、今は状況が違う」とし、海軍分析センター研究所のコース海外指導者研究理事の見解を紹介した。

コース理事はインタビューで「最近の北朝鮮メディアを分析すると、北朝鮮の指導部が平壌(ピョンヤン)を含む首都圏に居住するエリート集団を対象に、金正雲が後継者に内定したという決定を間接的に知らせているような印象を受ける」とし「少なくとも後継者に関する情報に接近できるエリート集団はこれを知っていると考えられるが、一般住民はまだ知らない」と述べた。


米議会調査局(CRS)のニクシー博士もコース理事の意見に同意し、「150日戦闘や5.1節記念行事などはすべて正雲が後継者として業績を築くための活動だと考えられる」と語った。 しかし米国内の北朝鮮専門家らは今後注目すべき点として、金正日委員長の健在期間、張成沢(チャン・ソンテク)労働党行政部長の今後の役割を挙げた。

ニクシー博士は「今年25歳で、国政を運営するにはあまりにも若く、経験と経歴も少ない正雲が、金委員長のような権力を行使するには、少なくとも10年以上かかだろう」とし「健康状態が良くない金委員長が2-3年以内に死亡する場合、北朝鮮の最高統治者としての正雲の展望は明るくない」と述べた。



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