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4.チョン・ドヨン(36)
ソン・ジヒョ、ユン・ソイ、コ・ウナ、チョン・ヘビン、イム・ジョンウンら6人の俳優が、カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞したチョン・ドヨンをメンターに選び、近づこうと努力していると話した。
チョン・ドヨンは07年に映画「シークレット・サンシャイン」でカンヌ映画祭の主演女優賞を受けた業績だけでも、新鋭女優から尊敬されるに十分と言える。後輩らは「チョン・ドヨンという人物が全く見えなくなるほど劇中の人物になってしまう、役にのめりこんでしまう点」を挙げる。
ユン・ソイは「『シークレット・サンシャイン』でチョン・ドヨン先輩は見当たらなかった。夫を失い、子どもを失った悲劇の女性がいるだけだった」と話した。ソン・ジヒョは「チョン・ドヨン先輩の演技は人間のにおいがする。そうした演技をしてみたい」と語った。チョン・ドヨンは大胆なチャレンジ精神でも高い評価を受けている。
チョン・ドヨンは映画「接続」「約束」などでトップスターに浮上した後も、「ハッピー・エンド」で大胆な露出シーンを消化した。チョン・ドヨンにとっては、トップスターとしてのイメージを管理することより、演技への情熱が重要だった。チョン・ドヨンは映画界最高のスターに君臨しながらも「スキャンダル」で再び露出シーンを演じている。
5.ソン・ガンホ(42)
平凡な外見の演劇俳優からスタートし、「ナンバー3」「シュリ」「反則王」「JSA」「殺人の追憶」「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物」などを経て「コウモリ」に至るまで、演技力一筋でトップスターの座を獲得したソン・ガンホの演技人生は後輩のロールモデルにもなる。パク・ヨンウ、リュ・スンス、カン・ジファン、イム・チャンジョン、キム・ジヨンら「演技力」を認められている俳優らが、ソン・ガンホを最も尊敬する先輩に選んだ。
ソン・ガンホは人間味にあふれた演技がトレードマークだ。リュ・スンスは「先輩は普段の語り口で演技する。とても自然な感じだ。アドリブも自然すぎてアドリブかシナリオかがわからないぐらいだ」とした。ソン・ガンホは、演技で見られるのと同じく、実際にも人間味にあふれる。パク・ヨンウは「血の涙」の試写会が終わった後、ソン・ガンホから思わぬ夕食に招待され、感動したことがある。パク・ヨンウは「先輩は、私が認められるようになってうれしく思ったとのことで、夕食をおごってくれた。当時、先輩はそれほど体調が良い状況でなかったが、午前2時まで飲んだ。私の成功を自分のことのように喜んでくれた」と話した。
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