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スターにとって心の中の恩師は重要な存在だ。
尊敬する気持ちを込めて、模範とし、似ていくため努める過程で成長する。ロールモデルにできる先輩がいるからこそ、スターは絶えず発展でき、スタンスをより高めることができる。スターらが選ぶ、「演技人生」のメンターは誰だろうか。
日刊スポーツは5月15日の恩師の日を控え、俳優ら約100人を対象に「俳優としてメンターに考えている先輩俳優」(複数回答)を尋ねるアンケート調査を行った。イ・スンジェ、キム・ヘジャらベテラン俳優からソン・カンホ、チョン・ドヨンら比較的若い俳優に至るまで多様な年齢層の俳優が、後輩の演技に影響を及ぼすメンターに選ばれた。
1アン・ソンギ(57)
5歳のとき、子役タレントとしてスタートし、今年でデビュー52年目となるアン・ソンギは演技力はもちろん、謙遜(けんそん)かつ誠実な生き方で、後輩に尊敬されている。ある時は父のように、ある時は兄のように、後輩とともにしてきたアン・ソンギは、17人の俳優からメンターに選ばれた。
パク・ジュンフン、ファン・ジョンミン、イ・ソンジェ、イ・ジョンジェ、チ・ジニら中堅俳優から、ハ・ジウォン、リュ・スンボム、イ・ジュンギ、キム・アジュンなど新世代スターに至るまで、多くの俳優がアン・ソンギに尊敬の意を表した。アン・ソンギが尊敬される最も大きな理由は俳優としてだけでなく、日常でも模範的な生き方を見せるためだ。
映画「華麗なる休暇」でアン・ソンギと共演したパク・チョルミンは「酒を飲むときも、眠るときも、シャワーを浴びるときも完璧な人だ。私にとっては、単なる恩師のような存在ではなく、宗教的存在でもある」と話した。アン・ソンギはおよそ52年の長い歳月にわたり俳優として活動してきたが、絶えず発展する姿で、後輩の模範となっている。ハ・ジウォンは「目立たないものの、常に新しく、発展する姿。そうした点でより尊敬でき、見習いたい先輩」と話した。
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