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<野球>WBCの後遺症? 代表選手にけが人続出



ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の呪いか。

斗山(トゥサン)ベアーズ二塁手の高永民(コ・ヨンミン)が11日、前日のハンファ戦で負った足首のけがのため1軍エントリーから外れた。これで今年1軍登録から抹消されたWBCメンバーは3人に増えた。


ロッテ・ジャイアンツのエース孫敏漢(ソン・ミンハン)は今シーズンまだ一度も登板できず、起亜(キア)タイガースの李容圭(イ・ヨンギュ)はシーズン3試合目の先月7日、フェンスにぶつかって足首を骨折した。

ハンファの金泰均(キム・テギュン)は先月26日の斗山戦で捕手とぶつかって脳震とうを起こした後、10日間ほど試合に出場できなかった。試合中のけがもWBCと無関係ではない。

鄭根宇(チョン・クンウ)は「開幕直後、自分でも知らずにプレーが大きくなり、何かを見せなければいけないという気がした。平常心を取り戻すのが容易でなかった」と語った。李容圭のけがは無理なプレーの結果だと、専門家らは話している。

代表選手の不振とけががシーズン序盤の現象でないという見方は、チーム関係者を憂うつにしている。06年WBCメンバーだった起亜の李鍾範(イ・ジョンボム)は07年、プロデビューして以来、最悪の不振を経験した。

メジャーリーグでは06年WBC出場投手のうち42%%が前年に比べて防御率が1点以上上がったという研究結果もある。スプリングキャンプを行わない状態で体にかかる負荷はけがにつながりやすい。

姜珉鎬(カン・ミンホ)は「WBC準優勝の後、‘シーズンが終わった’という感じがしたが、実は133試合も残っている」と話した。

第3回WBCでは、愛国心に訴えるだけで選手と球団の出場同意を得るのは難しくなりそうだ。



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